こはるびより

宇宙旅行を夢みるぽんこつ

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「月の石展」に行ってみた

人類の月面着陸の歴史は、1972年のアポロ17号を最後に途絶え、月に関する試料はいまだ貴重なものです。 日本国内で月の石を見ることができるのは、上野・国立科学博物館スペースワールドで展示されていたものを再び借りるかたちで展示している北九州市いのちのたび博物館の2箇所のみ。有人月面着陸50周年を記念して開催される今回の「月の石展」は、またとないチャンスなのです!

スターフライヤー主催 「月の石展」とは?

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Credit:株式会社スターフライヤー
スターフライヤーは北九州に拠点を置く、航空会社。 企業のブランドコンセプトには、彗星のように、輝きを生み出し世界を駆け巡る“Mother Comet”を掲げていて、有人月面着陸50周年を記念して開催したのが今回の「月の石展」です。

会場は都内・有楽町駅そばの東京交通会館北九州市東京事務所の一角。 入り口では正直「あれ、これ本当にやってるのかな」感が否めませんでしたが、展示は思いのほか見応え抜群でした(笑)

世界でたった320グラム ロシアが持ち帰った月の砂

入ってまず見たのは、インパクトとフォトジェニック度には欠けるものの、旧ソ連好き的にはテンションぶち上げの月の砂

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月の砂
旧ソ連無人探査機・ルナがサンプルリターンに成功した月の砂をロシアから借りて展示しているそうです。「ルナ16号」「ルナ20号」「ルナ24号」がそれぞれ持ち帰った砂の合計はたったの320グラム。貴重だ!!!

1億8000万円の作業服

続いては、アポロ計画最後の17号でロナルド・エバンス宇宙飛行士が船内で実際に着用していたという作業着。

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ロナルド・エバンス宇宙飛行士の作業着
科学館や博物館に展示されているものはレプリカであることが多いので、実物が見れるのはこれまた貴重な機会です。ちなみにこの作業服、なんでも探偵団に出したところ1億8000万円だったらしいです。出しちゃうあたり草

アポロ15号が持ち帰った月の石

最後はメインの月の石。こんなに大きいものは月の石の中でも珍しいそうで、写真に収めようと良いカメラを持っている人たちの列ができていました。

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正直「地球の石とそんな変わんない」「その辺に落ちてそうw」と思う人もいるかもしれません。でもここまで地球まで持ち帰ってきたという技術と33億年の歴史が詰まっていることを知ると、やはりショーケースが似合って見えます(笑)それから、NASA旧ソ連の功績がこうして並んで展示されていることにも感動を覚えます。

スターフライヤーと宇宙のこれから

航空会社といえば、先日ANAホールディングスが衛星打ち上げを目指すVirgin Orbit社とパートナーシップを結んだことを発表しました。同社は、国内の宇宙ベンチャーに投資を行ったり、一般社団法人 Space Port Japanと連携していたりと、日本の航空会社の中でも"宇宙"に積極的です。ほかの航空会社にもブランド確立にとどまらない、宇宙とのコラボレーションを期待です(笑) f:id:inouekoharu:20190615200604p:plain

2019GW旅行紀 キエフに里帰り&モスクワ探索

およそ1年のウクライナ留学から帰国して、早10ヶ月。キエフの街並みと美味しいボルシチが恋しくてたまらなくなっていたわたしは、ゴールデンウィーク+2日間の有給と繋げてなんと夢の12連休を獲得に成功し、ウクライナとロシアへ9日間のバックパッカーの旅に出かけました!本記事ではその旅の備忘録をお届けします。社会人になりお財布が若干潤ったので、念願のミラーレスカメラを購入しました。以前よりも少しだけクオリティが上がった写真にもご注目ください(笑)

1日目:初のJAL国際線に感動

日本からウクライナまでの直行便はありません。これまでウクライナに入国したのは違うルートを試してみようと成田⇄モスクワ・ドモジェドヴォ空港の直行便を予約。GWだったので価格の高騰は覚悟していましたが、普段価格で取ることができました。しかもJAL!航空券を予約した瞬間からウキウキのハイテンションのまま当日を迎えました。

空港のチェックインカウンターに並ぶ列には、ロシア語を話す人もチラホラいて懐かしくなりました。 そしてわたしの番が来て、ビザが貼られたパスポートを出すと、どうしてかスタッフがザワザワ……。なんとチェックイン時刻はもう締め切ったと言うのです。飛行機は朝10:45発。このときはすでに10:15分を回っていました。あれ、結構早めに来たはずだったのに!結局スタッフさんに付いて乗務員用の保安検査場を使わせていただき、なんとか搭乗に間に合いました。持ち物はリュックサック一つなので、預け荷物がなくて助かりました。

飛行機に乗ってからは、wi-fiが使えたので普通に作業をしていたので旅行感皆無(笑)機内食とデザートのハーゲンダッツは美味しいし、隣がいなくて広々と席を使えたので作業が捗りました。突然飛行機が6時間遅れて、理由を聞いたら逆ギレした どこぞのLCCとは比べ物にならないCAさんのホスピタリティには感動して、子どもの頃に乗っていたらわたしの夢は変わっていたのではないかと思うほどでした。

そうこうしているうちにモスクワに到着。およそ10時間のフライトで、現地時間は15:30。 ドモジェドヴォ空港は街の中心部から少し離れていたので、見つけた乗り合いバスに乗って適当な地下鉄の駅を目指します。20:45発キエフ行きのバスを予約していたので、うさぎ入りのワレニキを食べながら時間を潰しました。

ウクライナ危機が起こってから、ロシア〜ウクライナ間の飛行機はなくなったそうです。あったとしても怖くて乗れないですが。 ヨーロッパ横断旅行のときは、ほとんどバスを使っていたこともあり慣れていたので、今回もバスを選びました。 乗車時間はおよそ15時間。到着は13時ごろの予定です。

2日目:キエフを目指せ

目が覚めると、窓の外はすでに明るくなっていました。時刻は朝5時すぎ。 ロシアとウクライナの国境にいて、パスポートコントロールを待っていると隣の席のロシア人のおばさんが教えてくれました。シェンゲン協定国以外の陸路のイミグレは意味がわからないほど時間がかかります。ポーランドウクライナ間でも経験済みです。諦めてPCを開き、のんびり写真を編集しながら過ごしました。

……待つこと5時間。ようやく両国の出国・入国スタンプを押してもらうことができました。長かった(笑) 5時間も周りの席の人たちと喋っていたので、この頃にはすでに仲良し。日本から持ってきたキットカットをみんなで食べて、お礼にミカンやリンゴをいただきました。休憩所ではアイスとジュース、トゥボーログ入りのパン(わたしがすごく好きなやつ)までご馳走したもらっちゃいました。ジトーミル行きのバスだったので、途中キエフで下車し仲良くなった人たちともお別れ。まさに一期一会の出会いです。

キエフの地下鉄に乗り、14時から某宇宙関係のスカイプミーティングを入れていたので急いで、宿があるマイダン(独立広場のこと、街の中心地)へ向かいます。10ヶ月ぶりだというのに別に懐かしくもなんともなく、まるで留学中のようでした。

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キエフの独立広場
この日は時差ボケもあり疲れていたので、近所でボルシチを食べて、泥のように眠りました。

3日目:知らないキエフ

朝は宿の近くのカフェで朝ごはんを食べました。

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リヴィウクロワッサン
天気がよかったので、大学のあたりをブラブラと散歩もしてみたり。
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シェフチェンコ公園
そのあとは、TABIPPOのルイスさんがちょうどキエフにいるとのことだったので、一緒に宇宙食が食べれるレストランに行きました。 ルイスさんは、旅好きかつ宇宙旅行に憧れていて、わたしは勝手に同士だと思っています(笑)8000kmも離れたキエフでこうして会えるなんて嬉しいですよね。

夜は国立劇場でバレエ「ラ・シルフィーヌ」を鑑賞しました。物価が安いので、良い席でも数百円です。 1年もキエフにいたのに、国立劇場に来るのは実は今回が初めて。知らないキエフに出会いました。

4日目:虹がかかるアンドリュー坂

この日は、留学仲間たちと約束をしていました。

留学中はウクライナ人の暮らしを知ろうと、現地の学生がもらう奨学金やアルバイトに合わせて、生活をしていたので物価が安くても贅沢はできませんでした。 アジア人の友達と一度だけテスト帰りに行った「milkbar」というカフェは本当に美味しくて忘れられず、今回はそこへ友達を誘いました。

ケーキと飲み物、しかもレモネードはおかわりまでして大満足。友達の分もご馳走するとたった2000円なのに「本当に払えるの?」「大丈夫?」と心配されてしまいました。日本なら大した額じゃないのに、わたしはもう留学生じゃないのだと少し寂しくなりました。

そのあとはアンドリュー坂へ。

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アンドリュー教会
水色の綺麗な教会とマトリョシカウクライナの民族衣装・ブシュバンカの出店で賑わう坂道は、世界中の中で一番好きな景色です。
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雨上がりのアンドリュー坂
ちょうど雨が上がって、虹をみることができました。雨女なので普段は悔しい思いをすることが多いですが、今日ばかりは天気も歓迎してくれたのでしょう〜〜。

コントラクトバ広場とフリシャーチク通りを散歩して、気がつけば21時。 友達たちに「До побачення(ウクライナ語でさようなら)」と手を振りました。ホテルまでは1分もかからないのに、眠くて倒れそうでした。こんなにヘトヘトになるまで、大好きな街で大好きな友達と遊べるなんて久しぶりで、わたしはこれがやりたくてキエフまで戻ってきたんだなーと思いました(笑)

5日目:変わらないキエフ

ついにキエフ滞在最終日。

イースターだったので、朝は教会に行きました。本当は朝方に行かないといけないそうですが、今年も起きれませんでした(笑) そのあとは本能のままに、グルジア料理のレストランに行きました。日本ではなかなか食べれないヒンカリを食べて、身体が充電されたかのような気分です。その次はスーパーやROSHENという有名なお菓子屋に行って、お土産を爆買い。リュック一つで来たのに、気がつけば手荷物が2つも増えていました。

あっという間に夕方に。この日は2人の友達と約束をしていました。 一人目はウクライナ人の男の子。クライメイトのホームパーティーで知り合って、たまに電話をしたりと、帰国後も仲良くしてくれます。いつもはビジネスの話題や映画の話など、いろいろな話題で盛り上がりますが、今回は「愛ってなんだと思う?」と聞かれてびっくりしました(笑)普段はあまりウクライナ人に対して外国人という意識がありませんでした。宗教の違いから来る差なのか、ウクライナ人を遠く感じるような、少し近づいたような瞬間でした。

二人目はウズベキスタン出身の女の子。わたしにとって、キエフに来て初めてできた友達です。よく連絡を取るので聞いていましたが、最近彼氏ができたそうで、そのことについて盛り上がりました。大好きな友達が嬉しそうにしていると、この上ないくらい嬉しいものです。

キエフに来るときはバスで来て疲れてしまったので、帰りは鉄道を予約。友達がプラットフォームまで送りに来てくれました。駅員さんにチケットを見せ、友達とハグをして別れると、映画のワンシーンみたいで涙が出そうになりました。

絶対にまたキエフに帰ってこよう……と思う時間もつかの間。いつかのリヴィウ旅行で二度と乗りたくないと思った、まるで棚みたいなベッドの寝台列車をうっかり予約してしまっていたのです! ベッドと天井の隙間が狭すぎて起き上がることもできず、シーツを引くのも一苦労。さっきまでの感動がどこかへ行ってしまいました(笑)

6日目:念願の宇宙飛行士記念博物館

20:30ごろにキエフを出発し、モスクワについたのは朝10時ごろ。 パスポートコントロールは、ロシアよりもウクライナが使っている機械の方が最先端ぽくて少し感動しました。

この日は宿にチェックインしたあと、宇宙征服者のオリベスクをみて、宇宙飛行士記念博物館を見学しました。

inouekoharu.hateblo.jp

7日目:THE・モスクワ観光

朝ごはんは宿の近くで見つけた家庭料理屋でブリヌィを食べました。旅行先で高級なレストランを巡るよりも、スーパーでお惣菜を食べたり、現地の人が通うお店に行ってみて生活に溶け込みたい派なのです(自己満)

そのあとは、トレチャコフ美術館、クレムリン赤の広場、グム百貨店、聖ワシリイ大聖堂

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グム百貨店
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夜の聖ワシリイ大聖堂
……と定番のモスクワ観光を珍しく楽しみました。

中でもよかったのは、カフェ・プーシキンNHK「テレビでロシア語」で見てから、ここだけはずっと来てみたかったお店です。今までの人生で行ったお店の中で一番高級だったかもしれません。 ボルシチキエフで食べるよりもずっと高かったけれど、コクがあって美味しかったです。同じ食べ物なのかと疑いました(笑)

ちなみに本当は二階で食べたかったのですが、二階は別メニューでもっと高いそうです。……またいつか行こう!

ロシア語が話せることもあってか、ロシアは思っていたよりも外国感がありません。いい意味で大阪に来たくらいの気分でした〜〜

8日目:旅の締めくくり

旅行最終日。フライトは17:15発でしたが、モスクワで行きたいところは行き尽くしていたのでお土産探しに徹します。

まずは民芸品の市場に行って、マトリョシカ探し。うーん、やっぱりいらないかなあ(笑) そのあとは、スーパーを4〜5件巡って、お菓子や紅茶を買いました。

ギリギリになって思い出したのが、ナチュラシベリカの化粧品。急いでお店を探して、ハンドクリームとリップクリームを購入。 行きは乗り合いバスでしたが、帰りはアエロエクスプレスという特急列車で空港に戻りました。赤色がカッコイイ!

そんなこんなでロシアとウクライナの旅を終えました。翌朝の8時すぎに成田につき、そこから急いで某宇宙関係の合宿へ。いつものバックパッカー旅のような冒険感には欠けるけれど、のんびりしたり、友達に会えたりとリフレッシュができた良い旅でした。こんな旅もたまには良いですね〜〜

念願のロシア・モスクワ 宇宙飛行士記念博物館に行ってきた!

2019年ゴールデンウィークは有給と合わせて12連休を獲得し、ロシアとウクライナバックパッカー旅に出かけました。 この記事では、5日目に行ったロシア・モスクワの宇宙飛行士博物館について書いていきますー!

宇宙飛行士博物館とは?

ロシアの首都モスクワにある宇宙開発専門の博物館です。駅から続く宇宙飛行士ストリートやモニュメントを写真等で目にしたことがある宇宙好きも多いのではないでしょうか。2009年4月12日(人類が初めて宇宙に行った日として今でも毎年祝われています)に3年の工事を経て、リニューアルオープンしました。展示物は85,000点にのぼる世界最大級の宇宙博物館。私にとってはNASAの宇宙センターと死ぬまでに行っておきたい場所でした(笑)

宇宙飛行士博物館の行き方

地下鉄6番線(オレンジ色のライン)VDNKh駅から歩いて行くことができます。赤の広場やグム百貨店などモスクワの観光地が集まるOkhomy Ryad駅からも乗り換えが必要ですが、遠くはなくて便利です。

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VDNKh駅で見つけた案内
電車を降りると駅構内に案内が出ていました。英語で宇宙飛行士は"Astronaut"ですが、ロシア語では"космонавт(コスモナウト)"です。

宇宙飛行士ストリートと宇宙征服者のオリベスク

観光客らしい人たちの後について駅を出て少し歩くと、公園のような遊歩道が見えてきます。宇宙飛行士ストリートです。

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宇宙飛行士ストリート
星型の像が並んでいて、一つひとつにロシアの宇宙開発の歴史が刻まれています。 写真はガガーリン・ユーリが人類初の宇宙飛行に成功したことが書かれています。 ちなみに一番最後には、まだ空欄の像がいくつかありました。次に刻まれるのは何だろう〜〜?

その次にはウクライナのジトーミルで見学した科学館の名前にもなっている、セルゲイ・コロリョフをはじめ、ソビエトの宇宙開発に貢献した人々の像があります。まわりでは小中学生くらいの子どもたちが遊んでいて、街に溶け込んでいる感じが素敵でした。

中央にあったのは、宇宙工学の父と呼ばれるコンスタンチン・ツィオルコフスキーの像。ツィオルコフスキーはロケット理論や宇宙ステーションを考案した人物です。

そして、一番奥の像がソビエトの宇宙開発の功績を称えて建設された、宇宙征服者のオリベスク。空へと打ち上がるロケット、100mを超える高さでとても迫力があります!

オリベスクの横をまっすぐ歩いて行き、階段を降りると記念博物館に着きます。

チケットを購入

チケットは250ルーブル。日本円にして500円程度で、クレジットでの支払いも可能です。

ちなみに博物館内で写真を撮るには、別途料金が必要です。旧ソ連の国あるある。 払うと腕に紫色の紙でできたバンドをつけます。払わずに写真を撮ってもバレないとは思いますが、別に高い額ではないので募金をするような気持ちで私はいつも払っています(笑)

宇宙飛行士博物館の見所

館内は二階建て。宇宙服やソユーズなど定番の展示から、ガガーリン・ユーリの心電図などユニークな展示もありました。宇宙飛行士たちの写真展には、女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワが来日し、えびの天ぷら(?)を食べている写真があって少し嬉しく思ったり。

学校の社会科見学か何かで来ている小学校中学年くらいの子どもたちがスタッフのガイドツアーをやっていて、隣で聞いているとロシア語のレベル的にもちょうど良く勉強になりました(笑)

ここからは宇宙少女的に面白かった展示をいくつかピックアップしてご紹介します。

宇宙ステーション「ミール」を体験

1986年に打ち上げられ、2001年まで使用されていたソビエトとロシアの宇宙ステーション、ミールが再現されていて入ることができます。

中に入ると、宇宙飛行士のベッドやトイレ、食料が保管されているテーブルなどを見ることができました。以前、宇宙飛行士の油井さんが講演会で「3次元なので宇宙ステーションは広く感じる」とおっしゃっていたことを思い出して、ミールは広くはありませんが、宇宙では十分なスペースだったのかな〜〜なんて思いました。

ちなみに「ミール」はロシア語で世界や平和を意味します。ウクライナ留学中は国際関係学部に所属していたので頻出単語ですが、わたしはこの宇宙ステーションのミールから覚えました(笑)

ロシアの宇宙開発のこれから

展示の最後のテーマは国際協力です。 ヨーロッパ諸国とパートナーシップを締結したときの書類や記念品が展示されています。冷戦時の宇宙開発との違いになんだかじーんときます。

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協力国の国旗
上をみると協力国の国旗が飾られていて、その中には日本のものもありました。海外で見つけると嬉しくなるやつ(笑)

宇宙食の自販機に初遭遇

トイレの近くで宇宙食自動販売機を発見しました!

歯磨き粉みたいにチューブに入っているタイプの宇宙食です。噂には聞いていましたが、実際に見つけるとテンションがぶち上がります。種類もボルシチやカテッチチーズ、マッシュドポテトなど豊富です。

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宇宙食の自販機とボルシチ
気になる中身ですが、わたしは勿体ぶってまだ食べていません。食べたら感想を追記します〜〜

また、この自販機はクレジットが使えなかったので、買いたい人は入場する前にチケット売り場で両替してもらっておくと良いでしょう。ちなみにこの宇宙食自販機には帰りの空港にもあって、そちらの方が若干安かったです(笑)

散財に注意!意外と充実しているお土産ショップ

お土産ショップは、観光でまわるような大きな博物館や科学館に比べて小さいです。しかし、ほかでは手に入らなさそうなグッズがそろっていて必見です。ヨーロッパの他国の科学館では、NASAグッズが中心でオリジナル商品があまり売ってなかったのです……

わたしが購入したのはポストカードとマグカップ!ほかに迷ったのはマグカップと同じ柄のタンブラーとスプートニクのイラスト入りのメモ帳などです。今回はバックパッカーだったのであまり荷物を増やせなかったのでそちらは断念。でもほかにロシアらしいお土産を買う機会がなかったのでバラマキ用に買っておけば良かったと後悔しています。マトリョシカなんて渡されても困っちゃいますからね!(笑)

次は星の街に……

念願が叶い、ようやく見学できた宇宙飛行士記念館。現代のロシアの宇宙開発技術を支える偉人たちの人生を垣間見ることができて、とても貴重な体験ができました。欲張りなので今回には満足せずに、次回は星の街にチャレンジしてみたいなーと思います(笑)

世界宇宙飛行士会議2018、開催地はあの国…!?

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そういえば、今年の宇宙飛行士会議の開催地はどこなのだろう、とふとググってみると……なんと、9月9日〜16日でベラルーシの首都ミンスクで開催されるとのこと!

 

世界宇宙飛行士会議とは?

世界宇宙飛行士会議 ( Planetary Congress of the ASE)とは宇宙飛行を経験した宇宙飛行士によって構成される非営利団体によって毎年開催される会議のこと。今年で31回目の開催にあたる。世界宇宙飛行士会議の詳細はこちらをどうぞ!

 

 

ベラルーシってどんな国?

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ベラルーシといえば、日本人の99%が訪れることがないと言われているが、2018年7月に30日間ビザ免除の大統領が出され、今後日本からの渡航者も増えるかも……?という国。

 

 公用語ベラルーシロシア語。一度ミンスクで開催されたカンファレンスに参加したことがあるけど、オープニングセレモニーで披露されたベラルーシ民謡もロシア語だった。

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 ウクライナと同様、英語はほとんど通じなくてロシア語必須。

 

 通過はベラルーシルーブルという独自のものを使っている。

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(名前忘れちゃったけどミンスクの有名な建物)

 

 ちなみにベラルーシ人の友達に聞いた話によると、ベラルーシ宇宙科学館は1つもないらしい。

 隣のウクライナにはプラネタリウム、宇宙科学館、天文台があったのだけど、ベラルーシには正直あまり宇宙開発のイメージもなく、開催地だと聞いてびっくりした。

 

去年の宇宙飛行士会議

 昨年度はSpace is my futureをテーマに、フランス トゥールーズで開催。

17カ国から98人の宇宙飛行士が集結し、日本人では大西さんが紹介されたほか、国連宇宙局 (UNOOSA)の職員さんが登壇されたとのこと。

 

国連宇宙局はわたしも見学したことがあるのだけど、日本人の職員さんもいるのか〜(そりゃそうだ!笑)レポートにはその職員さんと思われる、若い女性の方の写真が載っていて、憧れてしまった……!

 

 それはともかく、今年も世界宇宙飛行士会議 詳細が気になる!!!

参考 :

これぞ海外?キエフからジトーミルまでの道のり

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キエフ滞在も残り数日に迫っていたある日、ウクライナ人の友達家族とぷち旅行に出かけた。

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愛のトンネル 、世界の絶景集などで一度は見かけたことがある人もいるのではないだろうか。

 

実はこの場所までは首都のキエフから少し離れていて、車で片道2時半くらいかけて連れて行ってもらった。

 

その途中で 友達のパパから教えてもらったのだけれど、なんとこの通り道に 旧ソ連時代の偉大なロケット開発指導者  セルゲイ・コロリョフ のふるさと ジトーミル という街があるそうだ…!

 

しかも なんとジトーミルには セルゲイ・コロリョフ宇宙博物館 なんてところもあるそうだ。その日は他に予定があって寄れなかったのだけど、これはウクライナ滞在中に行っとくしかないでしょ〜!!!

 

というわけで、その2日後にジトーミルへ行くことに〜!

 

目次

○バスのチケット

○バスがわからない

○ジトーミル

 

バスのチケット

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そもそも ジトーミルとはこのあたり。首都キエフから西におよそ140km離れている。

 

ウクライナ人の友達に聞いたところ、バスで行くことをおすすめされた。そのひとは 小さな街の出身らしく、よく実家に帰省するときはジトーミルでバスを乗り継ぐらしい。

 

このGoEurohttps://www.goeuro.com という、ヨーロッパのバスや鉄道、飛行機の比較サイトを使って 片道 3〜4アメリカドル でバスのチケットとった。

 

帰国までバタバタしていたので こんな感じ……。

 

行き

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帰り

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ちなみに小さなバスは、予約をしなくても、当日バス停でお金を払って乗ることもできるようだった。

 

値段もそこまで変わらないように思ったし、当日バスをみつけたほうが時間を合わせる必要がないので楽かもしれない。特に帰りのキエフ行きは本数が多いし。

 

ただ運転手さんはほとんど英語が通じないので、ロシア語やウクライナ語に自信がないときはあらかじめ予約しておくのがおすすめ!

 

バスがわからない

キエフには2つのバス停があるけれど、今回は地下鉄のデミリースカという青いラインの駅から近くのところだった。

 

ついてプラットホームを探そうと、チケットを見てみるが……え、載ってない!!!

 

おまけにチケットの文字は英語とウクライナ語が混ぜこぜでものすごく読みづらいし。日本のバス停みたいに案内してくれるスタッフももちろんいない。

 

バス停をうろうろ彷徨っていると、心配して他のお客さんが声をかけてくれた。

やさしい……!!!

……が、やっぱり他のお客さんたちでもやっぱりこのチケットは意味不明らしい。(笑)

そんなとき、「ジトーミル行き」と書いてあるミニバスが来たのでとりあえず運転手さんに尋ねてみることに……。

すみませんー

ん?

このチケットのバスに乗りたいんですけど、何かご存知ですか?

うーん、わからないけど乗って

(え、あれ、このバスなの?笑)

このチケットもらっとくねー

あ、はい笑

 

というわけでそのバスに乗せてもらうことになった。日本じゃありえないよなあ〜。よかったのかな〜?笑

 

ちなみにバスの中はこんな感じ。

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8〜10人乗りだったかな。走り出すと運転手さんとほかのお客さんたちが世間話をしていて、適当に相槌を打っていたらいつの間にか寝てしまっていた。

 

ジトーミル

1時間半ほどで到着!

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バス停はこんな感じ。キエフのバス停よりもしっかりしていて、ちょっとしたお土産が買えるお店なんかもあった。WiFiはバス停のやつだったか、バスについているWiFiのおこぼれだったか、忘れてしまったけど使えた記憶がある。

 

実は友達に「ジトーミルに行く」と言うと、「あそこは本当になにもない」、「行く価値ない」とボロかすに言われてしまったのだけど キエフのよりも大きいショッピングセンターがあったりして面白かった。

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ちなみにショッピングセンターのペットショップで、猫用のウクライナの民族衣装なんかも見つけて、ついつい買ってしまった……!(猫飼ってないのに笑)

 

今回の旅のメインの 宇宙博物館は次回の記事で紹介します〜〜!

 

宇宙食のレストランに行ってみた@ウクライナ

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 キエフに来て8ヶ月。実はまだ数えるほどしか外食したことがない。

 

 というのも、「一緒に食べに行こう!」という意味で友達に「〇〇食べたくない?」と聞いてみると、みんなそれを作ってわざわざ部屋まで持って来てくれるんだ。贅沢な悩み!(笑)

 

 でもウクライナ留学も残り2ヶ月しかないわけで、やっぱりおしゃれなレストランやカフェにも行ってみたい!というわけで最近は週一くらいで外食するように心がけている。それで色々調べていたら発見してしまったのが、宇宙食が食べれるレストラン

 

これはもう行くしかないでしょ…。

はい、行って来ました =͟͟͞͞⊂(⊂ 'ω')

 

 場所は街の中心、独立広場から坂を登ってすぐ。

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 その名も

メトロポリタンレストラン SPOTYKACH

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あっ、宇宙食のイラスト発見!!!

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 おしゃれだ……!

 一応屋内の部屋もあったみたいだけど、案内されるがままに外の席へ。

 周りは家族連れの外国人が目立つ。やっぱりちょっとウクライナの物価からすると高いからかな…?

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 さっそくメニューをもらった。

なんと英語のメニューがあってびっくり!それから店員さんも英語が通じるし、旧ソあるあるの無愛想な感じもないからさらにびっくり!

 

 メニューの最初にはボルシチとか定番の料理が並んでいる。

 宇宙食はどこー!?!?

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 メニューの真ん中あたりに発見!

 このチューブの宇宙食!ロシアでは宇宙食の自販機でこのチューブのやつが売っていると、ネットで前に見てから一度食べてみたかったの!一応ネットでも買えるんだけど、いつか現地で食べようと思って我慢していた。

 しかもウクライナのレシピということでちょっと期待…?(笑)

 

 値段は95грн(380円程度)とウクライナにしてはやや高め。食堂でスープが4回くらい頼める値段に相当する。

 種類が思っていたよりも豊富だったけど、まあボルシチ一択!

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 他にもめくってみると飲み物でチェスができる面白いメニューなども。(笑)

 どうやらここはユニークなメニューが揃ったレストランみたいだ。

 

 宇宙食だけではお腹いっぱいになりそうにないのでついでに、ウクライナの伝統料理ワレニキ(水餃子のスープ無し版みたいなやつ)も頼むことに。

 

えっと、宇宙食ボルシチください…

宇宙食ボルシチがおひとつ

(おお!!!!!!!)

国旗色ワレニキもお願いします

かしこまりました!

(どきどき)

 

待つこと20分……

お待たせしました~!とても熱いので気を付けてお召し上がりください!

 

どん!!!

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うわああああ!!!!!!

 

 これどうやって食べるか迷ったんだけど、わりと高級なレストランだから……と思って半分くらいお皿に出してみた。(笑)

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 食べてみると食感はケチャップ。すごくビーツの味がした。今まで食べた宇宙食の中でも美味しい方だ。ちなみに一番好きだったのはバニラアイス。

あと味が濃ゆくて何か飲み物がないと厳しい。やっぱり宇宙食だ〜〜 わたしもいつか宇宙で食べたい!!!!!

 

それからさらに15分後くらいにワレニキも登場!

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ってこれ食べれるの?(笑)

 ちなみに黄色の方はポテト、青い方はしょっぱいカテッチチーズ(だと思う)が入っていた。正直なことをいうと、こっちはサワークリームでコーティングしないと食べられない。インスタ映え専用食に認定…。

 

 そんなこんなでごちそうさまでした!

とりあえず宇宙食ボルシチを食べるというちょっとした夢が叶いました!ちなみにチューブは持って帰れた、嬉しい!

 帰国までに宇宙食のデザートとウォッカもチャレンジしたいところ……!(ところで宇宙で飲酒していいの?笑)

 ちなみに日本の宇宙食はアマゾンで買えるのでチャレンジしてみたい方がいればぜひ!宇宙少女のおすすめはバニラアイスです(めっちゃ推す)

追記:オフィシャルではないらしいけど、過去に宇宙にアルコールが持ち込まれたことはあるそう。

参考

 

ウクライナで ご◯ぶりホイホイ的なものを使ってみた話

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 つい1ヶ月前まで雪が残っていたウクライナもすっかり夏のような気候になった。

 

 すると問題になるのはアイツ……!

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 人類共通の的ご◯ぶり!

いつの間にか寮のいたるところにこの張り紙が。

 

 この寮にはロシア語やウクライナ語が話せない学生もたくさんいるのだけれど、そんな彼らもラカン(ロシア語・ウクライナ語のご◯ぶり)という言葉を知っているくらい奴が頻繁に出没する。

 

 そして最近わたしの部屋にもついに奴がやって来たので、増殖される前にと思ってウクライナ製 ラカン ホイホイ(笑)を買ってみた。

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 一箱 60грн 日本円にして240円程度

 日本でも買ったことがないから相場がよくわからないけど、ウクライナの物価にしてもそこまで高くないと思う。

 ちなみにスーパーには他の種類もあったのだけれど、イラストがリアルすぎて箱に触らず、消去法で決めた。

 

 イラストの右側にあるタブレットがタラカンをおびき寄せる役割らしい。

 「Push」と書いてあるところを押してみると、液体のようなものが出てきて白いフィルターのような部分が湿った。

 

 イラストの左側がタラカンをやっつける薬らしい。ルームメイトによるとピーナツの匂いがするみたいだけど、わたしにはわからなかった。

 

 ベッドの近くにおいて大量発生されると困るから、冷蔵庫の裏側に置いてみた。

 

 3日が経って、まだ早すぎるかなと思いつつも確認してみるとびっくり。

 

 冷蔵庫の裏側が墓場と化している!

 

 さすがに写真を撮るような気持ちにはならなかったけれど、10〜15匹はあった。ってそんなに部屋に生息されてたのか…(´-`).。oO

 

 日本のタラカン ホイホイと違って困るのは、薬が箱の中に入ってないから後処理をしないといけないこと。

 

 留学は楽しいけど、帰りたくなる瞬間です。

東ウクライナ危機を追って

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 ウクライナへ留学に来て8ヶ月が経った。現地の学生たちともすっかり馴染んで、先日ロンドンへ行ったときにはクラスメイトから「一人で海外行けるの?」と心配されてしまったほどだ。留学生であることを忘れられてしまったのか、わたしにとってはウクライナも一応海外なのに。(笑)

 

 それでもやっぱり自分がローカル人ではないことを思い出す瞬間がある。

 

 ウクライナ危機について触れるときだ。

 東ウクライナ危機とは、旧ソ連諸国との関税同盟とEUとの協定の2択で揺れていたウクライナで起こった一連の騒動のことを指す。2013年末から2014年2月に起こった大規模デモユーロマイダンでは80名以上の犠牲者が出たほか、当時の大統領は亡命。

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さらに混乱が続いていた翌月にはクリミア半島が違法にロシアに併合され、2018年現在も東ウクライナの地域で紛争が続いている。

 

 わたしは国際関係学部で国際法と東欧の政治を横断的に履修しているけれど、どの科目もこの東ウクライナ危機に結びつく。というよりは、教員があえて意図的に繋がるように講義を設定しているように思う。

 

 それ以外でも、大学に進学した理由を友達にふと尋ねたときに「兵役から逃れるため」と返ってくることもあったし、ウクライナのニュースについて話そうとしたら「戦争のことばかりで悲しくなるからニュースは見ない」と言われて驚いたこともあった。

 

 そんなときわたしはこれ以上踏み入るのはなんだか不謹慎な気がしていた。

 

 けれどある授業でクラスメイトがした

 

「国際社会から東ウクライナ危機が忘れられないためにはどうしたらいいですか?」

 

という質問がしばらく頭から離れなくなってしまった。

 

 東ウクライナ危機はもはやロシアとウクライナだけで解決できる問題ではなく、ドイツやフランスが仲裁となり交渉(ノルマンディー方式とよばれる)や東ウクライナ地域の紛争の停戦を解除の条件に経済制裁を行なっているが4年が経とうとしている今でも停戦には至っていない。

 経済制裁の効果を図ることは難しいと言われていてどれくらいの効果があるのかと聞かれるとわたしには答えられない。けれどこれまで何回も経済制裁の期限が延長されていて、効果的とは言えないような気がしている。どころか全体で行うからこそ強い意味を持っているEUからはそれが崩壊しそうな動きが垣間見える。

 

 それからウクライナは日本でほのぼの育ったわたしには驚くことばかりの国だ。例えばウクライナ外交政策に関する授業を履修していてそこで教わった話したが、ウクライナ危機が起こる前に観光業を活発化させようと外国人向けに首都キエフを紹介する動画を製作したらしい。……が、残念なことになんとウクライナ語オンリー!ロシア語やポーランド語に似ているとはいえ、なかなか素人が理解するのは難しい。外国人がターゲットでしょ、何してるんだよ……

 結局その後英語の動画が製作されたらしいが、なんと製作元はアメリカ。国家予算が少ないウクライナではありがちな問題らしい。

 

 東ウクライナ危機についてはNPOが運営する数カ国語の翻訳付きのメディアがあるが、残念ながら日本語はない。

 

 ウクライナで国際関係学を勉強する数少ない日本人として(今年は多分ひとり)、東ウクライナ危機を終結させるためにできることは現地で感じたことをこうやって書くことだろう。わたしはロシアへは渡航した経験がなく、ウクライナ側の主張に偏ってるかもしれないし、そもそもアホ大学の学部生だからもしかしたら感情に任せた意見をしてしまうかもしれない。それでもこのままウクライナ危機が忘れ去られてしまうよりはずっといい。

 

 本当はここからユーロマイダンの舞台となった独立広場の現在の様子について書こうとしていたけれど、予想以上に長くなってしまったので一旦ここまでアップします。楽しみにしていてくださった方がいらっしゃればすみません…!

ウクライナで病院にかかった話

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3月の中旬ごろ体調を崩してしまった。

 

キエフに来てからは気温差が激しくて何度か風邪を引いたことがあった。いつもは日本から持って来た常備薬でなんとかなるけれど、数日経っても熱が下がらず、何も口に入れることもできなかったから今回は病院に行ってみることにした。

 

病院探し

ロシア語・ウクライナ語はそこそこ話せるけど、できれば英語が通じる病院を受診したい……。

 

ウクライナ人の友達に相談をしてみたが、キエフで英語が通じる病院は聞いたことがないとのことだった。(笑)

 

外務省のページウクライナ | 外務省を確認すると、英語の通訳がいる病院がいくつか紹介されていたから、1番近いところに行ってみることにした。

 

ボリス診療所

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地下鉄のオリンピースカ駅からすぐの場所にある。

 

受付のお姉さんたちにさっそく通訳についてきいてみると…

 

英語の通訳の方をお願いします

???

???

もしかして今席外してるのかな……

英語の通訳の通訳の方がいらっしゃる時間帯を教えてもらえますか?

えっと、英語の通訳の通訳がいたことはありません。

 ナンダッテ!!

あきらめてロシア語で症状を説明したところ、検査が必要な可能性もあるとのことで同じ系列の病院を紹介された。

ボリス総合病院

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 地下鉄のОсокорки駅のすぐそばにあった。

さっきのお姉さんたちに確認してもらったところ、この病院には英語の通訳者がいるとのことで一安心。

英語の通訳の方をお願いします

受話器の向こうに通訳がいるので症状を伝えてください

と言われて電話を渡された。

もしもし……

はい、どうぞ

2日前のよるからnausea(吐き気)があります

え???

nausea!

は???

тошнота(吐き気)

аха(あーね)

 通じないじゃん……(笑)

もう通訳は結構です

え、そうですか

結局つたないロシア語で頑張ることになった。

 

診察

びっくりしたのは診察室に入ると看護師がいなくて、お医者さんと二人だけなるからちょっと日本とは違う雰囲気。思ったよりもお医者さんは親切でわからない言葉があっても機嫌を悪くしたりされなくてよかった。

 

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点滴は利き腕も確認されずに、さされてしまって痛かったし怖かった……(笑)

しかもどれくらいで終わるのか尋ねようとしたときには、担当の人がみあたらなくなっていた。(笑)

 

困ったのは保険会社に提出する英語の診断書をもらえなかったこと。

後日でもいいから書いてもらえないかと頼んだけど、ウクライナ語で書かれた病院のフォーマットでしか無理とのこと。

 

それからウクライナでは処方箋がないから最後にもらった診断書に書かれていたおすすめの薬を病院の中にあった薬局で買った。

 

私立病院だから医療費が高いと聞いていたけれどいくつか検査を受けて点滴をしても9000円程度。薬をいれても1万円未満。他の国の病院に比べれば全然安いと思う。

でもできればもうウクライナの病院にはお世話にならないように気を付けたい。

 

※その後病院にかかったことがある友達と話したところ、英語が通じる病院、ではなく「たまたま当たった医師が英語が話せた」というパターンはあるみたい。

世界初の宇宙飛行士訓練アプリを使ってみた

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フィンランドのスタートアップがリリースした世界初の宇宙飛行士訓練アプリ、なんと優秀者には月面に似ているといわれるアイスランドでの追加アクティビティー参加権もあるとのことだ。

一日でもはやく宇宙に行きたい宇宙少女には朗報でしかない!しかもこのアプリの何がすごいかって、NASAと共同開発しているのだ。

 

宇宙飛行士訓練開始

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とりあえずダウンロード完了。

iPhone用のApp storeではなぜかエラーが出たので、アンドロイドの方で。

 

まずはアカウント作成から。

FacebookGoogleのアカウントも使えるらしい。

 

最初に説明が出てきたが、なんとミッションをもう一度やりたい場合は追加のミッションに挑戦したい場合はポイントが必要らしい。

 

最初は800ポイントついているけど、ミッション一回あたりに必要なのは50ポイント。16回分か〜〜。

500ポイント110円で買えるらしい。絶対課金するやつやん。(笑)

 

次はミッションをやってみることに。

デイリーミッション

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Daily ミッションは身体を動かす(?)Planet Collector、語学力クイズ、危険時の対応、文化理解クイズ、Lunch Anyone の5種類。

 

とりあえず英語は苦手じゃないし、一発目は語学力クイズに挑戦。

…と思って選択してみると、

 

国際宇宙ステーション公用語は英語とロシア語です

 

と。まさかの……(笑)

 

1問目は

「I don't know」のロシア語を選択せよ。

Я не понимаю

正解!

なんとか正解。

そうか、このアプリ英語だし、英語はできること前提なんだね…。(笑)

 

進んでいくと

「Life support system 」のロシア語を選択せよ。

とかロシア語で宇宙法を勉強したわたしでもなかなか難しい。(笑)

ちなみに答えは答えは「СОЖ」

いい勉強になりそう。

 

気を取り直して2つ目のミッション!

文化理解クイズ1問目!

 

1983年エアカナダ143便の給油不足による燃料切れの原因は。

スタッフの混乱

 

 

なんとか正解。文化クイズって一緒に過ごす宇宙飛行士たちは多国籍だから、宗教的なタブーとかそういうやつかと思ったんだけどこんな感じなのか。(笑)

そのあとは宇宙飛行士が宇宙服を着ている時に使うジェスチャーなどが出題された。

 

うーん、宇宙飛行士への道のりはやっぱりそんなに楽じゃない!!

ちなみに現在のランクは77位。

でもスマホアプリのいいところは通学時間とか授業の合間にもできるところ。ちなみに各ミッションの所要時間は5分がほとんどだ。とりあえずウィークリーランキング上位入賞をめざしてがんばるぞ。

 

さて、宇宙少女はアイスランドでの追加アクティビティに参加できるのか!?続く!!!