こはるびより

宇宙旅行を夢みるぽんこつ

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2019GW旅行紀 キエフに里帰り&モスクワ探索

 

 

およそ1年のウクライナ留学から帰国して、早10ヶ月。キエフの街並みと美味しいボルシチが恋しくてたまらなくなっていたわたしは、ゴールデンウィーク+2日間の有給と繋げてなんと夢の12連休を獲得に成功し、ウクライナとロシアへ9日間のバックパッカーの旅に出かけました!本記事ではその旅の備忘録をお届けします。社会人になりお財布が若干潤ったので、念願のミラーレスカメラを購入しました。以前よりも少しだけクオリティが上がった写真にもご注目ください(笑)

1日目:初のJAL国際線に感動

日本からウクライナまでの直行便はありません。これまでウクライナに入国したのは違うルートを試してみようと成田⇄モスクワ・ドモジェドヴォ空港の直行便を予約。GWだったので価格の高騰は覚悟していましたが、普段価格で取ることができました。しかもJAL!航空券を予約した瞬間からウキウキのハイテンションのまま当日を迎えました。

空港のチェックインカウンターに並ぶ列には、ロシア語を話す人もチラホラいて懐かしくなりました。 そしてわたしの番が来て、ビザが貼られたパスポートを出すと、どうしてかスタッフがザワザワ……。なんとチェックイン時刻はもう締め切ったと言うのです。飛行機は朝10:45発。このときはすでに10:15分を回っていました。あれ、結構早めに来たはずだったのに!結局スタッフさんに付いて乗務員用の保安検査場を使わせていただき、なんとか搭乗に間に合いました。持ち物はリュックサック一つなので、預け荷物がなくて助かりました。

飛行機に乗ってからは、wi-fiが使えたので普通に作業をしていたので旅行感皆無(笑)機内食とデザートのハーゲンダッツは美味しいし、隣がいなくて広々と席を使えたので作業が捗りました。突然飛行機が6時間遅れて、理由を聞いたら逆ギレした どこぞのLCCとは比べ物にならないCAさんのホスピタリティには感動して、子どもの頃に乗っていたらわたしの夢は変わっていたのではないかと思うほどでした。

そうこうしているうちにモスクワに到着。およそ10時間のフライトで、現地時間は15:30。 ドモジェドヴォ空港は街の中心部から少し離れていたので、見つけた乗り合いバスに乗って適当な地下鉄の駅を目指します。20:45発キエフ行きのバスを予約していたので、うさぎ入りのワレニキを食べながら時間を潰しました。

ウクライナ危機が起こってから、ロシア〜ウクライナ間の飛行機はなくなったそうです。あったとしても怖くて乗れないですが。 ヨーロッパ横断旅行のときは、ほとんどバスを使っていたこともあり慣れていたので、今回もバスを選びました。 乗車時間はおよそ15時間。到着は13時ごろの予定です。

2日目:キエフを目指せ

目が覚めると、窓の外はすでに明るくなっていました。時刻は朝5時すぎ。 ロシアとウクライナの国境にいて、パスポートコントロールを待っていると隣の席のロシア人のおばさんが教えてくれました。シェンゲン協定国以外の陸路のイミグレは意味がわからないほど時間がかかります。ポーランドウクライナ間でも経験済みです。諦めてPCを開き、のんびり写真を編集しながら過ごしました。

……待つこと5時間。ようやく両国の出国・入国スタンプを押してもらうことができました。長かった(笑) 5時間も周りの席の人たちと喋っていたので、この頃にはすでに仲良し。日本から持ってきたキットカットをみんなで食べて、お礼にミカンやリンゴをいただきました。休憩所ではアイスとジュース、トゥボーログ入りのパン(わたしがすごく好きなやつ)までご馳走したもらっちゃいました。ジトーミル行きのバスだったので、途中キエフで下車し仲良くなった人たちともお別れ。まさに一期一会の出会いです。

キエフの地下鉄に乗り、14時から某宇宙関係のスカイプミーティングを入れていたので急いで、宿があるマイダン(独立広場のこと、街の中心地)へ向かいます。10ヶ月ぶりだというのに別に懐かしくもなんともなく、まるで留学中のようでした。

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キエフの独立広場
この日は時差ボケもあり疲れていたので、近所でボルシチを食べて、泥のように眠りました。

3日目:知らないキエフ

朝は宿の近くのカフェで朝ごはんを食べました。

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リヴィウクロワッサン
天気がよかったので、大学のあたりをブラブラと散歩もしてみたり。
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シェフチェンコ公園
そのあとは、TABIPPOのルイスさんがちょうどキエフにいるとのことだったので、一緒に宇宙食が食べれるレストランに行きました。 ルイスさんは、旅好きかつ宇宙旅行に憧れていて、わたしは勝手に同士だと思っています(笑)8000kmも離れたキエフでこうして会えるなんて嬉しいですよね。

夜は国立劇場でバレエ「ラ・シルフィーヌ」を鑑賞しました。物価が安いので、良い席でも数百円です。 1年もキエフにいたのに、国立劇場に来るのは実は今回が初めて。知らないキエフに出会いました。

4日目:虹がかかるアンドリュー坂

この日は、留学仲間たちと約束をしていました。

留学中はウクライナ人の暮らしを知ろうと、現地の学生がもらう奨学金やアルバイトに合わせて、生活をしていたので物価が安くても贅沢はできませんでした。 アジア人の友達と一度だけテスト帰りに行った「milkbar」というカフェは本当に美味しくて忘れられず、今回はそこへ友達を誘いました。

ケーキと飲み物、しかもレモネードはおかわりまでして大満足。友達の分もご馳走するとたった2000円なのに「本当に払えるの?」「大丈夫?」と心配されてしまいました。日本なら大した額じゃないのに、わたしはもう留学生じゃないのだと少し寂しくなりました。

そのあとはアンドリュー坂へ。

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アンドリュー教会
水色の綺麗な教会とマトリョシカウクライナの民族衣装・ブシュバンカの出店で賑わう坂道は、世界中の中で一番好きな景色です。
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雨上がりのアンドリュー坂
ちょうど雨が上がって、虹をみることができました。雨女なので普段は悔しい思いをすることが多いですが、今日ばかりは天気も歓迎してくれたのでしょう〜〜。

コントラクトバ広場とフリシャーチク通りを散歩して、気がつけば21時。 友達たちに「До побачення(ウクライナ語でさようなら)」と手を振りました。ホテルまでは1分もかからないのに、眠くて倒れそうでした。こんなにヘトヘトになるまで、大好きな街で大好きな友達と遊べるなんて久しぶりで、わたしはこれがやりたくてキエフまで戻ってきたんだなーと思いました(笑)

5日目:変わらないキエフ

ついにキエフ滞在最終日。

イースターだったので、朝は教会に行きました。本当は朝方に行かないといけないそうですが、今年も起きれませんでした(笑) そのあとは本能のままに、グルジア料理のレストランに行きました。日本ではなかなか食べれないヒンカリを食べて、身体が充電されたかのような気分です。その次はスーパーやROSHENという有名なお菓子屋に行って、お土産を爆買い。リュック一つで来たのに、気がつけば手荷物が2つも増えていました。

あっという間に夕方に。この日は2人の友達と約束をしていました。 一人目はウクライナ人の男の子。クライメイトのホームパーティーで知り合って、たまに電話をしたりと、帰国後も仲良くしてくれます。いつもはビジネスの話題や映画の話など、いろいろな話題で盛り上がりますが、今回は「愛ってなんだと思う?」と聞かれてびっくりしました(笑)普段はあまりウクライナ人に対して外国人という意識がありませんでした。宗教の違いから来る差なのか、ウクライナ人を遠く感じるような、少し近づいたような瞬間でした。

二人目はウズベキスタン出身の女の子。わたしにとって、キエフに来て初めてできた友達です。よく連絡を取るので聞いていましたが、最近彼氏ができたそうで、そのことについて盛り上がりました。大好きな友達が嬉しそうにしていると、この上ないくらい嬉しいものです。

キエフに来るときはバスで来て疲れてしまったので、帰りは鉄道を予約。友達がプラットフォームまで送りに来てくれました。駅員さんにチケットを見せ、友達とハグをして別れると、映画のワンシーンみたいで涙が出そうになりました。

絶対にまたキエフに帰ってこよう……と思う時間もつかの間。いつかのリヴィウ旅行で二度と乗りたくないと思った、まるで棚みたいなベッドの寝台列車をうっかり予約してしまっていたのです! ベッドと天井の隙間が狭すぎて起き上がることもできず、シーツを引くのも一苦労。さっきまでの感動がどこかへ行ってしまいました(笑)

6日目:念願の宇宙飛行士記念博物館

20:30ごろにキエフを出発し、モスクワについたのは朝10時ごろ。 パスポートコントロールは、ロシアよりもウクライナが使っている機械の方が最先端ぽくて少し感動しました。

この日は宿にチェックインしたあと、宇宙征服者のオリベスクをみて、宇宙飛行士記念博物館を見学しました。

inouekoharu.hateblo.jp

7日目:THE・モスクワ観光

朝ごはんは宿の近くで見つけた家庭料理屋でブリヌィを食べました。旅行先で高級なレストランを巡るよりも、スーパーでお惣菜を食べたり、現地の人が通うお店に行ってみて生活に溶け込みたい派なのです(自己満)

そのあとは、トレチャコフ美術館、クレムリン赤の広場、グム百貨店、聖ワシリイ大聖堂

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グム百貨店
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夜の聖ワシリイ大聖堂
……と定番のモスクワ観光を珍しく楽しみました。

中でもよかったのは、カフェ・プーシキンNHK「テレビでロシア語」で見てから、ここだけはずっと来てみたかったお店です。今までの人生で行ったお店の中で一番高級だったかもしれません。 ボルシチキエフで食べるよりもずっと高かったけれど、コクがあって美味しかったです。同じ食べ物なのかと疑いました(笑)

ちなみに本当は二階で食べたかったのですが、二階は別メニューでもっと高いそうです。……またいつか行こう!

ロシア語が話せることもあってか、ロシアは思っていたよりも外国感がありません。いい意味で大阪に来たくらいの気分でした〜〜

8日目:旅の締めくくり

旅行最終日。フライトは17:15発でしたが、モスクワで行きたいところは行き尽くしていたのでお土産探しに徹します。

まずは民芸品の市場に行って、マトリョシカ探し。うーん、やっぱりいらないかなあ(笑) そのあとは、スーパーを4〜5件巡って、お菓子や紅茶を買いました。

ギリギリになって思い出したのが、ナチュラシベリカの化粧品。急いでお店を探して、ハンドクリームとリップクリームを購入。 行きは乗り合いバスでしたが、帰りはアエロエクスプレスという特急列車で空港に戻りました。赤色がカッコイイ!

そんなこんなでロシアとウクライナの旅を終えました。翌朝の8時すぎに成田につき、そこから急いで某宇宙関係の合宿へ。いつものバックパッカー旅のような冒険感には欠けるけれど、のんびりしたり、友達に会えたりとリフレッシュができた良い旅でした。こんな旅もたまには良いですね〜〜