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念願のロシア・モスクワ 宇宙飛行士記念博物館に行ってきた!

 

 

2019年ゴールデンウィークは有給と合わせて12連休を獲得し、ロシアとウクライナバックパッカー旅に出かけました。 この記事では、5日目に行ったロシア・モスクワの宇宙飛行士博物館について書いていきますー!

宇宙飛行士博物館とは?

ロシアの首都モスクワにある宇宙開発専門の博物館です。駅から続く宇宙飛行士ストリートやモニュメントを写真等で目にしたことがある宇宙好きも多いのではないでしょうか。2009年4月12日(人類が初めて宇宙に行った日として今でも毎年祝われています)に3年の工事を経て、リニューアルオープンしました。展示物は85,000点にのぼる世界最大級の宇宙博物館。私にとってはNASAの宇宙センターと死ぬまでに行っておきたい場所でした(笑)

宇宙飛行士博物館の行き方

地下鉄6番線(オレンジ色のライン)VDNKh駅から歩いて行くことができます。赤の広場やグム百貨店などモスクワの観光地が集まるOkhomy Ryad駅からも乗り換えが必要ですが、遠くはなくて便利です。

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VDNKh駅で見つけた案内
電車を降りると駅構内に案内が出ていました。英語で宇宙飛行士は"Astronaut"ですが、ロシア語では"космонавт(コスモナウト)"です。

宇宙飛行士ストリートと宇宙征服者のオリベスク

観光客らしい人たちの後について駅を出て少し歩くと、公園のような遊歩道が見えてきます。宇宙飛行士ストリートです。

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宇宙飛行士ストリート
星型の像が並んでいて、一つひとつにロシアの宇宙開発の歴史が刻まれています。 写真はガガーリン・ユーリが人類初の宇宙飛行に成功したことが書かれています。 ちなみに一番最後には、まだ空欄の像がいくつかありました。次に刻まれるのは何だろう〜〜?

その次にはウクライナのジトーミルで見学した科学館の名前にもなっている、セルゲイ・コロリョフをはじめ、ソビエトの宇宙開発に貢献した人々の像があります。まわりでは小中学生くらいの子どもたちが遊んでいて、街に溶け込んでいる感じが素敵でした。

中央にあったのは、宇宙工学の父と呼ばれるコンスタンチン・ツィオルコフスキーの像。ツィオルコフスキーはロケット理論や宇宙ステーションを考案した人物です。

そして、一番奥の像がソビエトの宇宙開発の功績を称えて建設された、宇宙征服者のオリベスク。空へと打ち上がるロケット、100mを超える高さでとても迫力があります!

オリベスクの横をまっすぐ歩いて行き、階段を降りると記念博物館に着きます。

チケットを購入

チケットは250ルーブル。日本円にして500円程度で、クレジットでの支払いも可能です。

ちなみに博物館内で写真を撮るには、別途料金が必要です。旧ソ連の国あるある。 払うと腕に紫色の紙でできたバンドをつけます。払わずに写真を撮ってもバレないとは思いますが、別に高い額ではないので募金をするような気持ちで私はいつも払っています(笑)

宇宙飛行士博物館の見所

館内は二階建て。宇宙服やソユーズなど定番の展示から、ガガーリン・ユーリの心電図などユニークな展示もありました。宇宙飛行士たちの写真展には、女性初の宇宙飛行士ワレンチナ・テレシコワが来日し、えびの天ぷら(?)を食べている写真があって少し嬉しく思ったり。

学校の社会科見学か何かで来ている小学校中学年くらいの子どもたちがスタッフのガイドツアーをやっていて、隣で聞いているとロシア語のレベル的にもちょうど良く勉強になりました(笑)

ここからは宇宙少女的に面白かった展示をいくつかピックアップしてご紹介します。

宇宙ステーション「ミール」を体験

1986年に打ち上げられ、2001年まで使用されていたソビエトとロシアの宇宙ステーション、ミールが再現されていて入ることができます。

中に入ると、宇宙飛行士のベッドやトイレ、食料が保管されているテーブルなどを見ることができました。以前、宇宙飛行士の油井さんが講演会で「3次元なので宇宙ステーションは広く感じる」とおっしゃっていたことを思い出して、ミールは広くはありませんが、宇宙では十分なスペースだったのかな〜〜なんて思いました。

ちなみに「ミール」はロシア語で世界や平和を意味します。ウクライナ留学中は国際関係学部に所属していたので頻出単語ですが、わたしはこの宇宙ステーションのミールから覚えました(笑)

ロシアの宇宙開発のこれから

展示の最後のテーマは国際協力です。 ヨーロッパ諸国とパートナーシップを締結したときの書類や記念品が展示されています。冷戦時の宇宙開発との違いになんだかじーんときます。

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協力国の国旗
上をみると協力国の国旗が飾られていて、その中には日本のものもありました。海外で見つけると嬉しくなるやつ(笑)

宇宙食の自販機に初遭遇

トイレの近くで宇宙食自動販売機を発見しました!

歯磨き粉みたいにチューブに入っているタイプの宇宙食です。噂には聞いていましたが、実際に見つけるとテンションがぶち上がります。種類もボルシチやカテッチチーズ、マッシュドポテトなど豊富です。

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宇宙食の自販機とボルシチ
気になる中身ですが、わたしは勿体ぶってまだ食べていません。食べたら感想を追記します〜〜

また、この自販機はクレジットが使えなかったので、買いたい人は入場する前にチケット売り場で両替してもらっておくと良いでしょう。ちなみにこの宇宙食自販機には帰りの空港にもあって、そちらの方が若干安かったです(笑)

散財に注意!意外と充実しているお土産ショップ

お土産ショップは、観光でまわるような大きな博物館や科学館に比べて小さいです。しかし、ほかでは手に入らなさそうなグッズがそろっていて必見です。ヨーロッパの他国の科学館では、NASAグッズが中心でオリジナル商品があまり売ってなかったのです……

わたしが購入したのはポストカードとマグカップ!ほかに迷ったのはマグカップと同じ柄のタンブラーとスプートニクのイラスト入りのメモ帳などです。今回はバックパッカーだったのであまり荷物を増やせなかったのでそちらは断念。でもほかにロシアらしいお土産を買う機会がなかったのでバラマキ用に買っておけば良かったと後悔しています。マトリョシカなんて渡されても困っちゃいますからね!(笑)

次は星の街に……

念願が叶い、ようやく見学できた宇宙飛行士記念館。現代のロシアの宇宙開発技術を支える偉人たちの人生を垣間見ることができて、とても貴重な体験ができました。欲張りなので今回には満足せずに、次回は星の街にチャレンジしてみたいなーと思います(笑)