こはるびより

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宇宙少女のウィーン国連事務局訪問記

 

 

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こんにちは!

 金曜日に開講されていた科目が10月で終了し、毎週が3連休になりました。(笑)

 

 そこでどこか旅行に行こうと思い選んだのがオーストリアウィーン

 何故でしょう?

 

 タイトルにもある通り国連ウィーン事務局を見学するためです!そしてタイトル画像からお気づきかもしれませんが、ウィーン事務局(UNOV)、実は宇宙空間の平和的利用に関する活動を行う国連宇宙部(UNOOSA)が入っているのです。

 

 ここに行けばなにか宇宙法や宇宙政策を学ぶためのヒントが得られるかもしれない!というわけで早速行って来たわけです。(笑)

 

UNOVへのアクセスや見学時の注意事項などはこちらからどーぞ!

 

目次

  • これがUNOV!
  • ガイドツアー
  • UNOOSAとは!?
  • 世界の宇宙開発コーナー!
  • 国連の歴史から学ぶ宇宙の平和的利用

 

 前半はガイドツアーの様子をゆるゆる書いているので、お急ぎの方は UNOOSAとは!? までとばすのを推奨!

 

これがUNOV!

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 地下鉄を乗り継いでUNOVがあるVIC駅に到着。駅を出てすぐにウィーン国際センターの文字を発見!!

 

 実はUNOVはニューヨーク本部や他の国連事務局と同様、平日は職員によるガイドツアーが行われています。

 

 ガードマンさんに入り口でガイドツアーに参加したいと伝え、荷物検査を終えると

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SDGs(持続可能な開発目標)のロゴがお出迎え!国連っぽい!(笑)

 

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チケットを買いパスポートを提示して入館証をゲット!

 

ガイドツアーまで少し時間があったのでセキュリティゲートの周りをうろうろしていると

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さっそく宇宙の平和的利用のポスターを発見しました!

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ほかにもポスターや展示が。

 

 カシャカシャ写真撮りまくっている間にガイド担当の職員さんがいらっしゃいました。英語とドイツ語があり、わたしはもちろん英語を選択。ドイツ語の選択者が圧倒的に多く、英語版は10人未満。質問もしやすくてよかったです。

 

セキュリティゲートを抜けてさっそくガイドツアーの始まりです!

 

ガイドツアー

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 セキュリティゲートを抜けると加盟国の国旗がずらり!!ちなみにアルファベット順にならんでいるそうです。カナダとベラルーシの旗も見つけて懐かしく思って見たり…(笑)

 

 まずは事務局の全体像を模型を見ながら各機関の説明をしてもらいました。UNOVはなんだかオレンジが基調とされていますが、それは建設された当時のモダンカラーだったかだそうです。(笑) 

 

 そのあとは 国際原子力機関(IAEA)の施設を案内していただきました。わりと他の見学者のみなさんはここがメインだったようで興味津々。

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2005年に当時のIAEA事務局長がノーベル平和賞を受賞していて、

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その展示などもありました!

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加盟から贈られたモニュメントなども。

 

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またガイドツアーに参加した時間にはちょうどIAEAの会議が行われていてその様子を見学することもできました。残念ながら内容は傍聴することはできませんでしたが…。(涙)こちらも国旗と同様アルファベット順に各国の代表が座っていらっしゃいます。他にもWHOの代表者が出席していたり、通訳士さんたちの様子も見えました!

 

UNOOSAとは!?

そしてついにUNOOSA(国連宇宙部)の展示コーナーに到着!

 

その前にUNOOSAとそのほかの宇宙関連機関について整理しておきましょう!

 

まず宇宙法をかじったことがある人なら聞き覚えがあるであろう、宇宙空間平和利用委員会(COOUPS)。

COOUPSの任務は

①宇宙空間の研究に対する援助
②情報の交換,宇宙空間の平和利用のための実際的方法及び法律問題の検討を行い,これらの活動の報告を国連総会に提出すること

です。

さらにCOOUPSの下には科学技術小委員会法律小委員会が設置されています。

 

科学技術小委員会は、より技術における専門的な活動を行なっています。近年では宇宙ゴミを減らすためのガイドラインが作成されました。


法律小委員会は、法律的な問題の検討が行われています。かの有名な宇宙条約も法律小委員会で作成されました。

(参考:国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS) | 外務省

そしてCOOUPSとこの2つの小委員会の事務局を務めるのがUNOOSAというわけです!またUNOOSAには開発途上国が開発のために宇宙技術を利用できるように支援する任務もあるそうです。

 

 ちなみにUNOOSAのHPからは、「宇宙物体登録条約」に則って登録されたおよそ8000個にものぼる宇宙物体の一覧を閲覧することができます!

☞  Search OSOidx

 果てしなく続く表を閲覧すると宇宙が広いことがなんとなくわかるのでおすすめです。(笑)

 

世界の宇宙開発コーナー!

まずはUN職員さんから宇宙法とは何ぞや、宇宙の平和的利用とは何ぞや?宇宙ゴミってどうしてるの?と言った簡単な説明がありました。

 

展示ブースはこんなかんじ。

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アメリカのNASA・ロシアのロスコスモス・日本のJAXA・中国のCNSAのポスターと模型の展示、インド・ウクライナESAは模型の展示がずらり!

 

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UNOOSAの活動紹介なども。

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国連の歴史から学ぶ宇宙の平和的利用

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それからユーリ・ガガーリンと、「わたしはカモメ」の名言で知られる初の女性宇宙飛行士、ワレンチナ・テレシコワさんが1963年にニューヨークの国連本部を訪れたの貴重な記録なども。

 

ウィーンではなくニューヨーク本部なんだな…UNOOSAは1962年設立のはずなんだけどな……。

 

と思っていたら……

ニューヨークの国連本部で小規模な専門家の集まりとしてはじまり徐々に組織化されていき、国連政務局からUNOOSAとして独立した翌年の1993年からUNOVに移されたそうです。知らなかった!(圧倒的勉強不足!)

 

 なぜ1992年、このタイミングでUNOOSAとして切り離されたのか確認しそびれてしまったのですが、ソ連解体や宇宙開発の技術のあり方が当初と変わっていったからでしょうか…。←要確認

 

 ところでアメリカって宇宙開発進んでるし、どうしてわざわざニューヨークからオーストリアにうつされたのかって思いませんか?

 

 ここで思い出さなければならないのが、宇宙の平和的利用です。中立を保つことが、ウィーンにUNOOSAが設置されたことの理由の1つだとUN職員さんがおっしゃられていました。たしかに。

 

 まとめ

 正直なことをいうと職員さんの話や展示物からストレートに学べることはほとんどありません。(笑)ツアーの中で紹介されるのはすでに知っていることばかりです。(笑)

 

 けれど学べることは0ではないです。小さな疑問を見逃さないで突き詰める、噛み砕いて消化してみたらやっぱり学びがあります。ガイドツアーとはいえども能動的にいかないと。(笑)

 

 ほかにもヒントをたくさんもらったので、キエフに持ってかえってゆっくり向き合います!

 

来て良かった!ありがとう、また来るねUNOV!

 

おまけ。国連以外にまわったところはこっちに書きました⑅◡̈* 

 

 

参考

国連宇宙部 | 国連広報センター

国連宇宙空間平和利用委員会(COPUOS) | 外務省

UNOOSA

History

COPUOS History